子どもとのご飯、特に離乳食、おいしい「だし」取っていますか?
丁寧に、と気負わなくても、夕飯のお味噌汁は
ささっと昆布・かつお節で・・・(我が家ではそれに いりこも入れます)
おだしはシンプルにも取れるものです。
毎日のお味噌汁作り、子どもに味噌を入れる前と入れた後と、
両方味見をさせるのはお勧めです。
「だし」と言えばの「風味」を感じる嗅覚ですが、
感じて・体験しかないと身につかないそうです。
最近、1歳なりたてのべびちゃんたちとご飯をする機会がありました。
4歳の息子はすっかり大人と同じペースで食べるようになったため、
あ~1歳はこんなだったわ~となつかしく、そして微笑ましく。
自分達で食べ物をつかみ、つかみ・・・
ぱくぱく口に運ぶ途中でこぼし、落とし・・・
お口の周りも、エプロンも、ご飯でいっぱい :) 賑やかな食事タイム。
でもママ達もおおらかで、子ども達との食事の時間を楽しんでいました。
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振り返ればあっという間ですが、この頃の子どもとの食事は、
毎食毎食、とにかく、片付け・掃除の繰り返しで、ママは大忙し。
ママはそれぞれ工夫をし、この食事タイムを過ごしているのだと思います。
今日は、*一緒に食べよう!vol 1 こちら * に続き、
私がしていた工夫を少しご紹介します。
【離乳食開始前・開始直後】
私が食べる時、その様子をまずは息子によ~く見せていました。
作る前の食材現物(野菜や果物そのまま)も並べ、触らせ、観察させて。
モグモグ、う~ん♪、おいしい~♪ といいながら、私も食事。
よく本人が食べたい意志を見せた時が離乳食開始時、と言いますが、
息子もよだれを出したり、手を伸ばしたり、
食べることに関心を見せてきたため、早速離乳食開始。
比較的スムースに、その後も食べむらも・好き嫌いも目立ちませんでした。
【離乳食も進み・つかみ食べなどの頃】
自分で食べるけれど、まだまだアシストや、お世話もたくさん必要で、
ママもとっても忙しい頃。まさにこれが1歳前後だったでしょうか、
そんな時は、息子の離乳食準備と一緒に、
私の食事に関しても、ご飯はおにぎりにしておくと片手で食べられたり、
ワンプレートや丼モノなどにしておくと、
子どものお世話をしながらでも、ママも楽に食事ができます。
ウェットティッシュや台ふきんも、始めにテーブルにスペアを用意しておくと
何度も何度も食卓から立つことがなく、落ち着ける時間も少し増えました。
【幼児食・現在も・・・】
もう大人と同じものを、同じように食卓で1人で食べられますが、
平日の朝は、何かと慌しくなりがち。
そんな時、朝は私とパパが入れ替わりで一緒に座ることにしています。
本当は全員が揃って、が1番なのですが、そうできない場合、
パパと息子が一緒に食べ始めている時、
わたしはフルーツを剥いたり など動いていて、
パパの食事中盤・食べ終わる頃、私も一緒に食卓に座り食べ始める。
子どもが食べるのにゆっくり・時間がかかる際、こうすると焦らせずにいられます。
夜は、我が家はパパが遅いので、息子と私(ママ)が一緒に食べるのですが
何かの理由があり、私がそれほど食べられない時は
私も軽くご飯を一杯や何かつまめるものを用意し
とにかく 「子どもと一緒に食べる」 ようにしています。
子どもと大人の時間帯が合わないこともあるのかもしれませんが、
それでも、
それぞれの年齢で、ステージで、親子・家族一緒に食卓を囲む時間、
大切にしていきたいと思います。
皆さんの家庭での工夫やアイデアも、是非教えて下さいね!
Text by 川上・L・れい子 フードインストラクター・ライター
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「ママコラム」では、月ごとにテーマを設け、伝統行事にまつわるお話のほか、
季節感ある料理のレシピ、おすすめの絵本や手遊びなど、
充実した内容を不定期に更新していく予定です。
先日息子と「オクラのスタンプ作り」をしました。
おくらを半分くらいに切って、冷凍庫へ入れておくと
切り口がしっかり固くなり、スタンプでもキレイな星型ができる!というもの。
しばらくすると、おくらがまた柔らかくなってしまうため、
また冷凍庫に入れてと、実験のように楽しんでいました。
お芋スタンプもですが、
レンコン、ピーマン、とうもろこしも、形の違いた楽しめますね!
野菜や果物を身近に・・・
我が家でも小さい頃から、見せて・触らせて・香りをかがせて、いましたら
ある時は、同じ色ゲーム?
カキの上に車があったり・・・
ある時は、数の遊び!?こんな風に配られていたり。
おままごとセットの中に、
ホンモノのレモンが入れられていることもこともありました!
皆さんはどんな風に子ども達に野菜を見せていますか?
食卓の上だけではなく、ぜひそのものの形、畑で見られたら1番ですが、
買い物の時、調理の前、日ごろから親しませていると
野菜嫌いも少なくなるかもしれませんね!
(川上・L・れい子)
毎日の大切な食事の時間、
皆さんはお子さんと一緒に、家族で 食卓を囲んでいますか?
「一緒に食べること」
あたりまえのことかもしれませんが、子育て中のママ、
特に乳幼児のママは、食事の時間、大忙しです。
【 離乳食を始める頃 】
ひとさじ、ひとさじ、口に運んで・・
冷めてしまったら あたためなおして・・
せっかく作ったのに全く食べなくてがっかり!ということも
新しい食材を試す離乳食時期、多々あることです。
【 掴み食べになる頃は 】
投げたり、落としたり、ご飯がいっぱいついた手で顔や壁を触ってみたり・・
手で色々な感覚を養う “遊び食べ” は大事なこと・・
と分かっていても、机中、床中汚れて大変、
食べるたべに 毎回お着替えということ、よく聞きますね。
ママは子どもの口や手を拭いたり、何度もスプーンを洗いにいったり・・
【 フォークやスプーンが使える頃 】
まだまだ、たくさんこぼします。
好き嫌いも出てきたり、食べるのに1時間かかったり、
ママは毎日工夫して、新しいメニューを作ったり、素材の形を変えてみたり ・・
小さい子どもがいるお家の食事時間、
ママは赤ちゃんに かかりっきりになってしまうこ多いかもしれません。
なかなかママは食べられなくて、慌しくて、
ママのご飯も冷めてしまうので、 子どもの食事と時間を分けるママもいます。
でも ・・ できれば、
やっぱり ご飯は一緒に食べたい ! 一緒に食べること、お薦めします。
大変です、 でも 一緒に食べた方がいい、
大忙しです、 でも 一緒に食べた方が子どもは嬉しい!
ゴックン・モグモグ・カミカミ
大人が食べているのを見ていれば、赤ちゃんは覚えます。
スプーンの使い方、コップの持ち方、お味噌汁の頂き方、
大人が食べているのを見ていれば、真似てくれます。
「一緒に食べる」と、たくさん食べる子に なるかもしれません。
【 おしゃべりするようになる頃 】
離乳食も終わり、幼児になって、今度はいろいろリクエスト!
「あれがほしい」 「これは切って食べたい」、「おかわり」、「お水飲みたい」
そんな子どもの食に対する欲求・要求や、
「おいしいね」「ね~」 「これは何でできてるのかな?」
おいしさを共有して 会話して 食を囲む時間。
食卓をいっしょに囲み、その時間が楽しい時間なんだ、と
赤ちゃんや子どもが感じることができると、
その時間に一緒に食べる=たくさん食べる、
その時間に一緒にいられる=大人と同じようにイスに座っていられる
ことが多くなります。
「一緒に食べた方が 食事の時間は もっともっと楽しい」
そんな風に思えるママの笑顔いっぱいの食卓作りが できますように!
◆ 次のコラムでは、大忙しのママと子どもの食事の時間、
私がしてきた、している、 一緒に食べるための工夫 を 少しご紹介します。
Text by Reiko L
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