「一緒に」食べよう!vol 1
毎日の大切な食事の時間、
皆さんはお子さんと一緒に、家族で 食卓を囲んでいますか?
「一緒に食べること」
あたりまえのことかもしれませんが、子育て中のママ、
特に乳幼児のママは、食事の時間、大忙しです。
【 離乳食を始める頃 】
ひとさじ、ひとさじ、口に運んで・・
冷めてしまったら あたためなおして・・
せっかく作ったのに全く食べなくてがっかり!ということも
新しい食材を試す離乳食時期、多々あることです。
【 掴み食べになる頃は 】
投げたり、落としたり、ご飯がいっぱいついた手で顔や壁を触ってみたり・・
手で色々な感覚を養う “遊び食べ” は大事なこと・・
と分かっていても、机中、床中汚れて大変、
食べるたべに 毎回お着替えということ、よく聞きますね。
ママは子どもの口や手を拭いたり、何度もスプーンを洗いにいったり・・
【 フォークやスプーンが使える頃 】
まだまだ、たくさんこぼします。
好き嫌いも出てきたり、食べるのに1時間かかったり、
ママは毎日工夫して、新しいメニューを作ったり、素材の形を変えてみたり ・・
小さい子どもがいるお家の食事時間、
ママは赤ちゃんに かかりっきりになってしまうこ多いかもしれません。
なかなかママは食べられなくて、慌しくて、
ママのご飯も冷めてしまうので、 子どもの食事と時間を分けるママもいます。
でも ・・ できれば、
やっぱり ご飯は一緒に食べたい ! 一緒に食べること、お薦めします。
大変です、 でも 一緒に食べた方がいい、
大忙しです、 でも 一緒に食べた方が子どもは嬉しい!
ゴックン・モグモグ・カミカミ
大人が食べているのを見ていれば、赤ちゃんは覚えます。
スプーンの使い方、コップの持ち方、お味噌汁の頂き方、
大人が食べているのを見ていれば、真似てくれます。
「一緒に食べる」と、たくさん食べる子に なるかもしれません。
【 おしゃべりするようになる頃 】
離乳食も終わり、幼児になって、今度はいろいろリクエスト!
「あれがほしい」 「これは切って食べたい」、「おかわり」、「お水飲みたい」
そんな子どもの食に対する欲求・要求や、
「おいしいね」「ね~」 「これは何でできてるのかな?」
おいしさを共有して 会話して 食を囲む時間。
食卓をいっしょに囲み、その時間が楽しい時間なんだ、と
赤ちゃんや子どもが感じることができると、
その時間に一緒に食べる=たくさん食べる、
その時間に一緒にいられる=大人と同じようにイスに座っていられる
ことが多くなります。
「一緒に食べた方が 食事の時間は もっともっと楽しい」
そんな風に思えるママの笑顔いっぱいの食卓作りが できますように!
◆ 次のコラムでは、大忙しのママと子どもの食事の時間、
私がしてきた、している、 一緒に食べるための工夫 を 少しご紹介します。
Text by Reiko L
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「ママコラム」では、月ごとにテーマを設け、伝統行事にまつわるお話のほか、
季節感ある料理のレシピ、おすすめの絵本や手遊びなど、
充実した内容を不定期に更新していく予定です。