運動すると、ますます美味しいね。
株式会社天塩様に協賛していただき，スジオ参加とオンライン参加のハイブリッド形式で、手前味噌仕込みと麹甘酒のご紹介、甘酒まんじゅう作りのイベントを開催しました。
スタジオに皆様をお迎えするのは3年ぶり。
そして、なんと、10年目の節目を迎えたママキッズネットワークの味噌仕込み会。
活動の幅もぐんと広がり、新たなゾーンに突入しています！
今回のキッズアシスタントは、
「味噌作りは4樽目」という小4のMちゃん。
豆をつぶすのが一番大変、と言いながらも手慣れた様子で作業してくれました。頼もしい！
味噌の材料は、大豆と塩と麹。
イベントの前日は、2月3日の節分でした。立春の前日に当たる1年の節目に病気や災害などの『厄=鬼』を追い払う儀式に、どうして、大豆を撒くのでしょう？
お米を並んで、重要な五穀の一つである大豆。
炒った大豆は『魔目を射る（豆を炒る）』、『魔を滅する（まめ）』という説があります。
栄養価抜群の大豆は、納豆や味噌など発酵食品にすることでさらに消化吸収がよくなるのです。
昔から伝わる叡智を、次の世代に伝えていきたいですね。
オンライン参加の方にも随時声をかけながら、味噌仕込みが終わりました。
「美味しくな～れ」
思いを込めて、ふたを閉めます。
夏が終わったころ、おいしい味噌が出来上がるのをお楽しみに。
さあ、ここからは会場の皆さんと楽しみます。
味噌作りと同じ米麹甘酒を使って、甘酒まんじゅうを作りました。
ママキッズ理事フードコーディネーターの金澤の説明を聞いてから、甘酒入りのお饅頭の生地であんこを包んで蒸しあげます。ぷくぷくの生地は可愛くて気持ちがいい。
ホカホカ蒸すのを待つ間、食べ痩せトレーナー田京によるエクササイズ！
最新ヒットのリズムに乗って，身体ほぐしと有酸素のワークをしましょう。
子どもはノリノリ、大人は息切れ？！でも、からだを動かすのは気持ちがいい！
天塩と言えば、苦汁たっぷりうま味のつよい本物の塩。
海水を煮詰めて大きな結晶の美味しい塩造りを見せていただきました。
できたての塩を味見すると
「しょっぱいけど、甘い」「この塩、おいしい」
と感想が聞こえてきました。
蒸しあがったお饅頭を味わいながら、
「麹って何？」「どうして麹甘酒は甘くなるの」
など、麹の発酵や酵素の働きについて説明しました。
甘味・うま味を作り出す体にやさしい麹のはたらき、理解していただけましたか。
最後は、餅米と米麹で甘酒のもとを作り、参加者の持参したポットに詰めてお返ししました。そのまま保温して6時間以上たてば、甘い甘酒の出来上がり。おうちで簡単にできる甘酒を、健康と美味しい毎日のために活用してください。
この10年の間にメンバーの子供たちはどんどん大きくたくましく成長しました。
金沢の長男J君は、この春高校を卒業し関西の大学に進学します。
「独り立ち前の思い出に」と、群馬から参加してくれました。
子どもにとって、大きな原体験となる食のイベント。
ママとキッズのペアにとどまらず、子どもを見守る大人たちやティーンエイジャー、子育てを卒業した大先輩たちみんなで共有していけたら素敵ですよね。
参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。
