作るのも、待つのも、食べるのも楽しい、おうち味噌仕込み！
ゆっくり流れる家族とのおうち時間を、皆様はどんなふうに過ごしていますか。
おかげさまで、株式会社天塩様ご協賛の親子味噌仕込み会は今年で9回目。
今年はスタッフも自宅からオンライン配信という初の試みでした。
キッズをめぐる環境が大きく変化している昨今、大人たちも柔軟に対応しなければ！
結果、天塩様スタッフの方々の力強いご協力もあり、
各メンバーの強みとオンラインのおもしろさを再発見できた素敵なイベントになりました。
「味噌仕込みと座談会」をテーマにした当日の様子をレポートします。
いつもに増して念入りな準備を重ね、いよいよスタート。
株式会社天塩鈴木社長から
「じっくり発酵を待つことで味噌の美味しさが生まれる」というお話がありました。
保存も兼ねた発酵食には本物の塩が不可欠。苦汁たっぷりの海塩「赤穂の天塩」は味噌仕込みに最適なのです。
次に、フードコーディネーターとして活動するママキッズ理事の金澤と中継。
群馬の冬の畑の様子をビデオで見てから、畑で採れた里芋で「味噌グラタン」を実演。
味噌を使った洋風レシピは参加者からのリクエストです。
グラタンをオーブンに入れている間に、味噌の仕込みをしましょう。
手順とポイントをママキッズメンバー田京が作成した動画でご紹介。
「食べて痩せる食事指導」が好評でフィットネスモデルも務める田京は
YouTubeチャンネル登録者1万人以上！小さなお子様も、作り方が分かったかな。
麹と塩、つぶした大豆をよく混ぜて、樽に詰めたら出来上がり！
司会のママキッズ理事川上の愛娘 “マドモアゼルMISO” こと
Mちゃんも、一緒に作ってくれました。
同じ材料で作っても、作る人や環境によっておうちの数だけ味が違うのが手前味噌の魅力です。
作業を終えた皆様に思い思いの感想をお聞きしました。
「じょうずにできた」「去年は一人で作ったけど、説明を聞いてコツがわかりました」
「お部屋の中が糀の良い香り♡」
ちょうどそのころ、群馬のグラタンが焼けました。チーズがとろ～り、香ばしいきつね色。
画面の向こうの田京のおうちでもスタンバイしていたグラタンを、D君が一口パクリ！
「さといもグラタン、おいしい！」 チームワークが光る瞬間でした。
座談会では、簡単な味噌の使い方や、煮込みと相性のいい味噌の種類、
意外な味噌汁の具などの話題が上がり、
群馬のキッチンアシスタントあいちゃんには「味噌焼きおにぎり」のお話をしてもらいました。
最後に、今年のお楽しみ企画「味噌樽蓋アート」のご説明を。
「美味しくなあれ」と願いを込めて、味噌の樽の蓋に絵やメッセージを書き込んでいただきます。
味噌の熟成を待つ間、私たちも経験や思い出を重ねていきたいですね。
ご参加ありがとうございました。
（発酵マイスター/発酵プロフェッショナル 遠矢）
