2012年10月13日(土)、午前11時と午後2時の2回、
「地方いいもの発見!熊本のいきなり団子と民話読み聞かせ」を行いました。


場所はいつもの通り、六本木ヒルズのハリウッドビューティー専門学校。
あとで知ったのですが、なんと、この日、13日が偶然にもお芋の日だったそうです。
お芋ほりなど、今、ちょうどよい季節ですよね。

当日参加者数は、合計30組、80人の親子参加でした。
うれしいことです!!

いきなり団子の「いきなり」とは、突然という意味の熊本弁。
「ひとくち食べるとさつまいもが突然出てくる」というお団子です。
おいもにあんこをのせ、熊本名産の白玉粉を団子でくるんで蒸すという
昔ながらのおやつをみんなに作ってもらいました。

今回使った蒸し器は、電気鍋とせいろです。
おいしく簡単にできました。

お団子を蒸している間に行った読み聞かせは「ヘルンさん」の民話。
夏休みに熊本に行って、図書館でいろいろ民話を探してきました。

その中でやはり、有名な「せんばこだぬき」が出てくるお話を探していましたら、
このひぐちさかえさんの創作民話が目に留まりました。
連絡をとってお会いしていろいろお話を伺い、
熊本に関係する有名人がたくさん登場するこのお話に決めました。

ヘルンさんとは、熊本大に英語の教師としてやってきたイギリス人作家の
ラフカディオハーンという方で、日本語名を小泉八雲といいます。

お化け幽霊を見に行くお話で、そのお化けに、熊本にゆかりある宮本武蔵が変身したり、
ヘルンさんが、天草四郎や加藤清正に変身したりという内容で、
なかなかおもしろいです。

このお話をすべて熊本弁で読み聞かせしました。
子供たちの中には、「わからないけれども面白かった」とか、
「だいたい意味がわかった」という意見もあり、まずは成功。

参加された方々にはお手紙をたくさん書いてくださいました。
作者の樋口さんにまとめて送ります。

この方は、ご主人が次の日に誕生日で、しかも熊本の方なので、
びっくりさせたいと、まだ10か月のお子さんをだっこして参加されました。
本当にうれしいです!!

このチームは、お友達みなさんで参加です。
パパ達がとっても仲がよくて楽しそうでよかったです。

食紅で自分のしるしをつけて蒸し器へ。

素朴な見た目ですが、とってもとっても美味しくできました!!
できたてをどうそ。

最後は、協賛のJALパックから、2万円旅行券をくじびきして、
お土産は、大塚製薬、アサヒ緑健さんからの品物。

この日はどうしても、熊本のキャラクター「くまもん」は出動ならずでしたが
(代々木でフェアがあったらしいのです)、
銀座熊本館からもくまもんグッズの提供いただきました。

次の日の熊本日日新聞に掲載されました 。
フリーペーパーの「げんきの素」も当日の様子を伝えてくださいました。

おひとりでも満足していただいて楽しんでくださる方たちのために
これからも小さくとも続けたいです。

ご参加くださった皆様ありがとうございました!!!