2020年2月1日、新宿区天塩スタジオにて7回目となるママkidsネットワーク「親子味噌作り会」が開催され、

今年もたくさんのご家族が参加されました。

今回も子どもの体験活動を支援する「こどもゆめ基金」に助成をいただき、

子どもだけでなく大人にとっても楽しい時間を共有できたことに感謝します。

内容盛りだくさんの当日の様子を、かいつまんでレポートしたいと思います。

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イベント最初のご挨拶で、協賛 (株)天塩の鈴木社長より「これから作る味噌は生きています!」というお話がありました。

そう、美味しいだけじゃなく、手作り味噌は酵素や酵母、

乳酸菌などが生き生きと体に作用してくれる、嬉しい食べ物ですね。

 

さあ、作っていきましょう。ママキッズ川上の進行に沿って、チームワークよく作業が進められます。

今回は約半数が初めてご参加の親子でしたが、

作りやすいキットを使用しているので就学前のお子さんでも簡単です。

ご家族で参加のお父様が、娘さんが大豆潰しに奮闘している様子をにこやかに見守る様子が印象的でした。

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塩は、味の要となるだけでなく発酵をコントロールするのにも重要です。糀と美味しい「天塩」で塩切糀を作ったら、つぶした大豆と一緒によく混ぜます。手の大きさに合わせて味噌玉を作り、しっかり空気を抜いて樽に詰めたら出来上がり。

今日の日付と味噌の名前を書き込んで、夏を超えるまでじっくり寝かせます。

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作業の後は、味噌や発酵についてのお話です。

まず、川上より「日本全国いろいろな味噌」と味噌汁から見える食文化の違いのお話。

日本中の食卓で味噌汁が大切に飲まれ、地域に合う食文化が受け継がれていることがわかりました。

続いて、発酵マイスター遠矢から「発酵の仕組み」と「日本と世界の発酵食」をご紹介。

ピザやサラダのトッピングに人気の食材や、あの和菓子も発酵食品!?

 

さらに、今回は「鰹節」を取り上げました。

一度にたくさんとれる魚を保存するために作られた「鰹節」は、和食の出汁に欠かせない大切な食材です。

生の魚を、約半年かけて6分の1の重さになるまで加工します。トパーズという宝石と同じくらい硬いと言われる鰹節を

実際に削り器で削る体験もしていただきました。うまく削れたかな?

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お待ちかねの試食は、ママキッズ金澤が麹起こしから手作りした味噌を中心に、

野菜もこんにゃくも、群馬の畑で育てた産地直送です。粕汁のうまみに目覚めてたくさんおかわりをした子も!

体も心も温かくなる美味しい食事を皆でいただきました。

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折しも先日、国立がん研究センターから

「大豆食品と発酵性大豆食品の摂取量と死亡リスクの関連」について専門誌で論文が発表されました。

これによると納豆・みそなどの発酵性大豆食品の摂取量が多いほど

死亡リスクが低下することが分かったそうです。

科学的にも手作り味噌の良さが裏付けされ、ますます出来上がりが楽しみになりましたね。

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。  (遠矢:食育インストラクター・発酵マイスター)

◆協賛:天塩

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